The Blind Watchmaker

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2012.04.13[金] 打ち上げ

 北朝鮮が打ち上げたロケットは、衛星?の軌道投入に失敗しました。アメリカ国防省の発表では、打ち上げられたロケットはテポドン2号だそうです。

 私は、打ち上げは失敗に終わると思っていました。二段目の分離に失敗したようですが、私は一段目の燃焼時に、トラブルが起こるだろうと予想していました。今回打ち上げられた一段目は、ノドンの一段目のロケットモーターを4つまとめたクラスター型です。信頼性の高くないものを複数使用する事は、より信頼性を低下させるからです。

 ジェット機のエンジンは複数個装備されており、エンジンに問題が起こっても、1個の状態でも問題なく飛行できるように設計されています。障害発生時の被害を最小限度に抑える能力のことで、フォールトトレランスと呼ばれています。しかし、今回のロケットエンジンでは事情が違います。1個でも不具合があると打ち上げ能力はなくなってしまいます。90%の成功率があるロケットエンジンを4個使用すると、0.9の4乗で0.66となり成功率は66%に低下します。

 日本のロケットの打ち上げ成功率を調べてみると、N-Ⅰロケットは7回うちあげて100%成功。N-IIロケットは8回中8回で成功率100%。H-Iロケットは9回中9回成功で成功率100%。H-IIロケットは7回中5回成功で成功率71%。H-IIA ロケットは20回中19回成功で成功率95%。H-IIBロケットは2回中2回成功で成功率100%。全部で53回中50回成功で成功率94%。打ち上げは成功率94%ですが、衛星の軌道投入は少し成功率が下がります。

 ロケットエンジンで一番信頼性が高いのは、スペースシャトル・オービターで使用されていたSSMEメインエンジンでしょうか。スペースシャトル・オービターには三基のSSMEメインエンジンが装備されており、135回打ち上げてメインエンジンが起因する失敗は一度もありませんでした。帰還してきたオービターのエンジンをそのまま使用していたわけではないですが、信頼性の高いエンジンでした。

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