The Blind Watchmaker

京都在住のcyobiによる雑記帳です 

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2013.09.14[土] イプシロンロケット

 イプシロンロケットの打ち上げが成功しました。JAXAのライブ中継をネットで見ていて、成功を祈っていました。

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 イプシロンロケットは高性能と低コストの両立を目指した、固体燃料ロケットです。1段目にはH-IIAロケット用補助ブースターを活用しています。2段目と3段目には、開発が中止されたM-Vロケットのロケットエンジンを改良して用いています。

 打ち上げ費用は、M–Vロケットの75億円に対して約38億円です。ペイロードが約70%になりましたが、費用が約50%に下がりました。

 低コストは、ロケット本体だけで実現したのではありません。組み立てや点検などの運用を効率的に行っています。イプシロンロケットの打ち上げシステムはモバイル管制と呼ばれ、世界で最もコンパクト、かつ射場に依存しない究極の管制システムと謳われています。

 そのため行われているのはロケットの知能化で、搭載機器の点検をロケット自身が自律的にいます。これにより、世界中のどこにいても、ネットワークによりロケットの管制が可能となります。さらに、打ち上げ準備をわずか一週間で行えるようになっています。

 ただロケットの信頼性は、1回の打ち上げでは証明できません世界の顧客から信頼されるためには、さらなる努力が必要でしょう。
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2013.04.07[日] 爆弾低気圧

 発達した低気圧のため、荒れた天気になりました。台風並みの風が吹き、各地で被害がありました。すでに満開となっていた桜はこの低気圧で散ってしまったと思っていましたが、意外にしぶとく残っていました。

 気象庁によると、『中心気圧が24時間で24hPa以上低下する温帯低気圧(気圧の数値は緯度によって変動する。計算式は24x(sinφ/sin60°)hPa)』が爆弾低気圧になります。この爆弾低気圧は、英語の呼称bomb cycloneを直訳したものです。世間では一般に広まっていますが、『爆弾』という表現に抵抗があることなどから、気象庁は『急速に発達する低気圧』と表現して、これを気象用語として用いています。。

 同様に『ゲリラ豪雨』は『局地豪雨』に言い換えています。

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2012.12.14[金] 信楽MU観測所

 京都大学生存圏研究所の信楽MU観測所へ見学に行ってきました。今回で、2回目の施設見学になります。以前と違い、新たな看板が設置され、銘板が新しくなっていました。

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 信楽MU観測所の目玉はなんと言ってもMU(Middle and Upper Atmosphere)レーダーでしょう。MUレーダーはアジア最大の大気観測用大型レーダーであり、高度2kmの対流圏から、高度500kmの超高層大気(熱圏・電離圏)にいたる大気を観測することができます。MUレーダーは、475本あるアンテナ素子毎の位相を制御することにより、 1秒間に2500回の高速でレーダービームの方向を変えることができます。

 実際の運用は三菱電機に委託しているため、機器の説明は三菱電機の技術者の方にしていただきました。アンテナ素子は直交八木アンテナで、中心周波数46.5MHz、帯域幅は3.5MHz、ビーム幅は3.6度、送信出力は1MWです。パチンコ玉程度の大きさの物は、反射波で判別できるそうです。



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 八木アンテナへの給電は6ヶ所の建屋から行われます。八木アンテナ素子から送受信機へのケーブルは、位相がそろうようにそれぞれ同じ長さになるように調整されています。

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 音響測定装置も新しくなっていました。

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 南極で設置されているアンテナと同じ物。南極と同条件にするため、八木アンテナの反射器が取り外されています。各エレメントは南極の風雪に耐えるため、従来より柔軟性があります。

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 レンズアンテナ。人体に影響があるので、稼働中は近づくことはできません。

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 全天観測カメラとその画像。1分毎に全天の画像が記録されていました。

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 京都大学生存圏研究所

2012.09.15[土] 国際質量分析会議公開講座

 国立京都国際会館で行われた、第19回国際質量分析会議の公開講座に出席してきました。公開講座はノーベル化学賞受賞である、田中耕一氏の講演です。題して『科学技術にマスマス貢献する質量分析』。副題は『最先端の研究は基礎的な学習から』です。高校生も多く参加していたので、内容はわかりやすい内容で一般向けになっていました。

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 田中氏の紹介の後、振り子を用いた共振の実験を自らされていました。

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 質量分析の原理、ノーベル賞受賞のソフトレーザー脱離法の説明で休憩に入りました。休憩後、ソフトレーザー脱離法が、田中氏が大学時代研究していた電磁波吸収の原理と共通性があるとの事でした。異分野の基礎知識・経験・発想を発明に活かせたことが、新たな発見を生んだと力説されていました。

 これからは、分野を超えての協力が不可欠で、日本で不足している縦(理系から文型)のチームワークが重要になってくるそうです。この後質問の時間が取られましたが、用事があったので途中で退席させてもらいました。

2012.08.30[木] 国立科学博物館

 上野にある国立科学博物館へ行って来ました。前から見たかったある物が展示されているからです。愛・地球博でもレプリカが展示されていたのですが、それを見逃してしまいました。

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 国立科学博物館は日本館と地球館に分かれています。地球館は『地球生命史と人類』がテーマです。

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 二一型零式艦上戦闘機。複座の偵察機仕様です。


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 国産初の量産型J3ジェットエンジン


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 キログラム原器のレプリカ


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 メートル原器のレプリカ


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 重力絶対測定装置


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 重力波検出装置


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 最着火可能な液体酸素・水素ロケットエンジン、LE-5


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 日本発の人工衛星、おおすみ

 日本館は「日本列島の自然と私たち」がテーマで、私が見たかったものはココに展示されていました。江戸時代の発明家、田中久重によって製作された機械式の置時計である、万年自鳴鐘です。通称万年時計といわれています。動力源はゼンマイで、六角柱のが重なったデザインです。頭頂部には天球儀があり、六面に時計等の表示盤が配置されています。

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 この時計が優れているのは、和時計で使われている不定時法に対応しているからです。不定時法は、日の出と日の入りの間をそれぞれ12等分するので、春分・秋分以外は現在の定時法にあいません。そのため文字盤自身が自動に変化することにより、対応しています。そのメカニズムは虫歯車を使用して、回転往復運動を実現できたことにより解決しています。

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 第一面:和時計の割駒式回転文字盤と二十四節表示の固定式文字盤


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 第二面:二十四節の月日記入用文字盤


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 第三面:七曜表示の文字盤


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 第四面:十干十二支を示す文字盤


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 第五面:月の満ち欠けと日付の文字盤


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 第六面:洋時計

 今回は時間があまりなかったので、興味ある分野だけで我慢しました。しっかり見ようとしたら、充分一日はかかります。
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